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16ビートアザラシフェス。アザラシは出演しないし16ビート以外のビートにも溢れているが、出演バンドはとにかくライブが格好良い!Emu sickSの4人が自分たちの耳で目で確かめて、「ライブを観て痺れた!」「ライブが強い!」「皆んなに見せたい!」と心から思った選りすぐりの21+2(コンピのみ参加)バンドを集めた渾身のフェスです。そんな出演バンドのことを、メインでブッキングしたEmu sickSのドラマー、16ビートはやおが魂を込めて紹介します! インタビュー:小倉 陽子

 

――ちなみに、『16ビートアザラシコンピ3』の収録順っていうのは、どうやって決めたんですか?

 

僕達がトップということ以外は、あみだくじです。僕らがどういう順番で収録しようかな…って考えて決めてもいいんですけど、もう全バンド本当に格好良いので、どんな順番で聴いてもらっても間違いないだろう、ということで、公平を期すために、あみだくじで決めました。

 

――なるほど。では、バンド紹介もジャンル問わずフラットにお伝えするために、五十音順でお願いしようと思います。という訳で、まずはAcidclankはどんなバンドですか?

​16ビートアザラシフェスインタビュー【第3回】

 16ビートはやお​による出演者紹介

 メンバーの内3人が実は同じ大学の軽音部出身で、ギターが先輩でボーカルとべースが後輩なんですよ。でも後輩の方は軽音部にいた時期が被っていないので、今までちゃんと絡みはなくて。元々宅録でやっていたときの作品をずっと聴かせてもらっていて、シューゲイザー感が強くて格好良いなとは思っていたんですけど、それがバンドという形になってライブハウスで観ると、もっと肉弾的になるというか。ドラムのこずえさんは、めちゃくちゃパワフルなビートを叩くドラマーで僕はめちゃくちゃ好きなんですよ。あと、その先輩でありギターのヤマグチさんは元々NONONOってバンドをやっていて、Emu sickSの初めての企画にも呼んで、もう付き合いも7~8年になりますね。ずっと格好良いと思っている方です。でもそのNONONOが解散することになって、どうするんやろうと思っていたら、Summer Babesっていう新しいバンドを始めて、Acidclankにも入られて…。それぞれのバンドでライブの魅せ方も違うし、何より卒業した後も音楽好きでやっているっていうのをみていて、やっぱり歴史を感じてグッときてしまいますね。僕は普段シューゲイザーとかってあんまり聴かないんですけど、聴く耳は大学生のときに培ったかもしれないです。

 

――Acidclankは、こういう人にこそ聴いて欲しいっていうのはありますか?

 

 フェスに敢えて入れているのは、こういうジャンルを聴かない人に聴いて欲しいからというのがもちろん強くて。毛嫌いしないで観られるバンドでもあると思うので、初めての人も聴いてみて圧倒されて欲しい。多分、例えば神頼みレコードとかとは相反するところにいるバンドなので、一緒に観られるというのは面白いと思います。

――ありがとうございました。じゃあ次はあの娘はウォンバットですね。

 サイケロックっていうんですかね、出している音の感じが奇妙キテレツです。僕、つしまみれとか撃鉄とかも好きなんですけど、そういう変な音というか音の面白みを感じるバンドですね。歌詞にも意味があるんだかないんだか分からないところとか、MCでもずっと変なこと言っているところとか、全部ひっくるめたら不思議と「格好良い!」と思えます。

 あと、むらちちゃん(Gt/Vo.)とかおばんどーちゃん(Gt.)は元々お客さんとしてライブハウスで見かけたり知り合っていて、気が付いたらバンドやっててすごいなって思っていたので、印象深いですね。まさかりかついだけんたろー(Ba/Vo.)もずっとツイッターで繋がっていたんですけど、前身バンドの頃からずっと変な人やなーと思っていて(笑)いい意味でズレてるなって思っていたんですけど、気が付いたらあの娘はウォンバットをやってたんで驚きました。

 何せ全員アホですね(笑)僕たち、格好つけていなくて愛らしい、アホな人が大好きなんです。あの娘はウォンバットって「なんやこの人ら変やな」って人柄やし、「なんや変な音楽やな」って思うんですけど、僕のツボにハマって引っ掛かるものがあるので誘ってしまいました…。ドラムの子(ユタカムラカミ)が一番影が薄いって自分で言っているんですけど、会うたび僕に「一緒にスタジオ入りましょ!」って社交辞令してくるんで、今度こそ絶対ホンマに入ったろ!と思っています。

 

 

――次は福岡のabout a ROOM(アバウトアルーム 以下、アバウト)。何回も対バンもしているし、1枚目の16ビートアザラシコンピからの仲ですよね。出会いの辺りについてはインタビュー第一回を参照いただくとして。

 アバウトは盟友ですよね。アバウトのライブを観たときに、熱さを感じて「ついていきたい!」って思っていたら、同い年だったんです。僕ら、もう同い年のバンドって大阪にはそんなにいないんですよ。ようやく同士を見つけたっていう感じがします。そうやって同世代バンドがどんどん減っていく中、福岡を背負っている同世代バンドです。リヨウジくん(Vo/Gt.)の精神がパンクスなんですよね。でも、あったかいパンクス。あと、まっつん(Ba.)は情に厚い。全員熱いですね。あと、全員少年ジャンプに出てきそう(笑)キャラがあって「努力・友情」っていう感じの。

 

――彼らの音楽についてはどう思っていますか?

 

 まっつんのベースが上手いんですよね…リズム隊が良い。いや、でも全員良い。全員でちゃんとクオリティの高いライブをするから、僕らも負けたくないって思うんです。逆に彼らからも、僕らのライブが良かったっていう日に「悔しい」って言われたことがあって。仲は良いけど馴れ合わないでしのぎを削る間柄というか、認め合える仲ですね。

 

 あとは、発信力っていう意味では言いにくいことも、嫌いなこともちゃんと言うし、何故そう思うかにも筋が通っている。僕だったら怖いなって思ってしまうんですよね、濁しちゃうから(笑)やっぱりお客さんを大事にしたいとか、ライブを大事にしたいとか、ひとつひとつ一分一秒大事にしたいと全力で本気で思っているので、そういうところは共感覚えるというか。そういうことを言葉に出したり文章にしたりして発信するってことは、責任を背負っているんですよね。それがライブにも表れていると思うので、観たことある人も何回でも観て欲しいです。

 

 

――次はいつまでもそのテンポで(以下、いつテン)最近よく近くにいるイメージです。

 対バンは今年の3月が初めてですね。去年のミナミホイールで僕がフライヤーや音源を配っていたときに、メンバーから音源をいただいて聴いてはいたんですけど、実際ライブがどんなのか気になりつつ、しばらくすれ違っていて。で、初対バンがミスタニスタのジョーザキくん企画だったんですけど、ライブの第一印象は「フィジカル強いな!」でした。一見ナヨっとしているようで、音の出し方とかリズムの取り方とかが全然ナヨっとしていないんですよね。自分たちで「おもちゃ箱をひっくり返したような」って表現を使っていて、表面はすごく楽しくて誰にでも受け入れられやすいようにしているんですけど、音がしっかりしているのでちゃんとお客さんも付いてきているバンドだなって思います。どうしてもドラム目線になりますけど、バカスカ叩いているのに重心がどっしりしていますね、良いドラミングです。

 あとそのジョーザキくんが僕らといつテンを対バンさせたい、っていって呼んでくれたときに、「後輩としていつテンを可愛がってやって下さい!」って言ってて(笑)

 

――いつテンを任せられたわけですね。

 

そこまで言うと大それた感じですけど(笑)そういう縁も大事にしたいなって。

――可愛い後輩も出て来ましたね。では次は広島のウサギバニーボーイ(以下、ウサギ)、お願いします。

 去年の10月にウサギが新譜のレコ発を京都GROWLYでされたときに、僕らも対バンだったんですけど、あらためて格好良いな…と思って。その熱を持ったままお誘いしたので、活動休止されるとは全然知らずに誘ってしまったんですよね…。このフェスの日から活動再開になるので、スケジュールが合ったのか、本当に良かったなと思います。

 

――その去年10月にあらためて感じた魅力って何だったんですか?

 

 楽曲が哲学みたいなんですよね。高宮さん(Gt/Vo.)って確か40歳とかですけど、達観しているというか、思想とか生き方がブレていないし、あんなに捻くれた言動を一貫してしているというのが、哲学者みたいですよね。音楽を通じてそこに登場してくる人とかものとか、あと時代への見方というか。それをタイトルで誤魔化してくるじゃないですか(笑)高宮さんって照れ屋さんなんじゃないかな思いますよね。そういうところも良いんですけど。

 

 あと、敢えて説明しますと、ウサギって毎回出演メンバーが変わります。バンドメンバーが全員で20名以上在籍していて、各ライブでは高宮さん以外が変わるので、毎回グッとくる部分も変わって面白いバンドだと思います。ギターのなんちょんは、自分でエースオブエースって言ってしまうところとか、すぐ人の上に立とうとするところとかクズですね(笑)でもギターがめっちゃ上手いんですけど。あとサキチヨさん(Dr.)はすごいと思います。夫婦揃って世間を斜めに見ているところが、でもそう見えて然るんやろうな、って。生き方の本質って感じでグッとくるんですよね。

 余談ですけど、2年前ボイソニックにウサギが出演することになって、メンバーが僕の家に泊まるって決まってから家を借りたんですよ(笑)ちょうど実家を出る予定ではあったんですけど、具体的な引っ越しの日にちも場所も決めていなくて、全部それ合わせで決めていきました(笑)それ以来、僕たちが広島に遠征するときは高宮さん宅に泊めていただいているので、そういう意味でもお世話になっているし持ちつ持たれつのバンドですね。

 

 

――活動再開の1発目、どのメンバーが観られるかも楽しみですね。次は神頼みレコード

 この人たち、年上なんですけど…言葉を濁さずに言うなら、自他ともに認めるバカたちですね(笑)普通に見たら世間からちょっとズレてると思うんですけど、きっと世間からボコボコにされてきて、苦しみや嫌なことを味わって、クソくらえみたいに思っている部分があると思うんです。そういう人たちにしか出せない、踏まれて踏まれて強くなっていく雑草みたいな生きざまを感じる音楽なんですよね。魂がすごく揺さぶられる。でも私生活がざっくばらんで、いかにも大阪の下町育ちっていう気質を感じるんですけど、そうじゃないと出されへん音が鳴っているなって思います。

 彼らが主催していた『神頼みフェス’17』(6月に開催)のとき、出演者がもう入られへんぐらいパンパンになっていたんで、僕は舞台袖で見ていたんですよ。そこからだと、最前列のお客さんの顔が見えるんですけど、出す言葉出す言葉でみんな泣いていて。出演者もお客さんも音楽が好きで、気持ちが溢れているっていう光景を見て僕も泣きそうになったし、そういうことを体現出来るバンドって今少ないと思うんで。自分たちでフェスをやって、自分たちでそういう景色をつくってっていうのはすごいなって思います。

 

――フェスを主催されそうな感じのバンドではないと、勝手なイメージでは思っていました…。

 

 やりそうにないですよね。昔から対バンしたことはあったんですけど、最初は初期衝動で荒れているバンドなのかなって思っていたので。それがうまく音楽で自分たちのやり方を見つけてここまで来ているっていうところが好きなんです。ライブ本数もたくさん打っていますし、ライブハウスの良いところも悪いところも知っていて、アンダーグラウンドもあればオーバーグラウンドなバンドも出ていて、今まで通っていたライブハウスってこんなんや!っていうのがフェスにはしっかり出ていたので、あれは神頼みレコードだから出来ることだし、僕らもそこの馬力の出し方には共感するものがあります。

 

 

――次はSAPPY(サッピー)ですね。SAPPYはよくEmu sickSと対バンしているイメージがあります

最初は嫌いやったんですよ(笑)まだそんなに知り合って間もないバンドって、知らず知らずの内に睨み合ってしまうところがあって。それで、昔ボーカルのさっぴちゃんとギターのたるもとくん以外がまだメンバーとして安定していない頃に、ライブ終わる度に毎回バンドメンバーで真剣に揉めていて(笑)多分あの頃は自分たちのやりたいことも上手く出来ていなかったんだろうなぁと思います。こたにゃん(Dr.)が入った頃ぐらいから仲も安定して、人当たりも柔らかくなったように思います。雪解けじゃないんですけど、対バンは何回もしているし、しゃべってみたらいい人たちだし。音楽のルーツというか根っこにある好きな音楽も近いですね。

 

――音楽はどんな感じですか?

 

すごくメロディーメーカーやなって思います。色々考えられているし、フレーズの作り方もしっかりしている。ドリームポップからポップぐらいの間を縦横無尽に行き来する感じも、元々好きな系統でもあります。でもやっぱりそれに加えて作り手としての真面目さみたいなものを知ってしまったから、ますます好きにならざるを得ないですよね。勝手に僕が距離を置いていただけだと思うので、遠回りしたけどそうなるべくして近付いたバンドだと思います。新たに鍵盤のあけみさんも正式加入してメンバーが固まったところで今、是非観て欲しいです。

 

 

――次はThe Stone That Burns(ザ ストーンザットバーンズ)。Emu sickSのことをよく知っているとお馴染みな感じもしますし、最近だと以外なラインナップかもしれませんね。

 いいでしょ?The Stone That Burns。もう、格好良過ぎて何も言うことないんですけど。

 

――もちろん格好良いですけど、そこを何とか話して下さい(笑)

 

 京都の外タレって呼んでいるんですけど…完璧でしょ?出す音が一線を画していると思うんです。日本人離れしている、って言っちゃったらとっつきにくくなっちゃうんであんまり良くないのかもしれないですけど、音も活動も日本人離れしています。僕たちが洋楽を聴きつつ邦楽志向な音楽を作っている中で、彼らはもう完全に洋楽志向の音楽を作っているんですけど、でも僕らも彼らもルーツは同じようなところにあって。出している音の方向は違うんですけど、根っこの部分での絆がすごく強いです。The Stone That Burnsは音に対してこだわりがあるし、僕らもそのこだわりが好きだし、逆に僕らの出す音に対してもあの音すごく良いよね、って言ってくれるので。お互いすごく褒め合いますね(笑) 2000年代後半の洋楽ど真ん中みたいな音が鳴るんですけど、それがちゃんとThe Stone That Burnsのフィルターを通って出ているから、今聴くと逆に新しく感じるかもしれませんね。もう結構付き合いが長くて4~5年ぐらいになると思うんですけど、今多分僕らのライブを観てくれているような人は、あまり観る機会のない雰囲気のバンドだと思うので、初見の人も目撃して圧倒されて欲しいですね。

あとは、ギターのAbeさんがギリシア人みたいに出来上がっているので注目です(笑)メンバー全員ストイックなんですけど、仏のような人たちなので、そんな風に見てもらえれば(笑)

 

 

――奈良のスノーマンは意外なラインナップでしたね。

 スノーマンの話には、スノーマン以外の登場人物が出てくるんですけど。ヨコデさんという方です。

 

――ヨコデさん…。

 

 今、心斎橋Music club JANUS(以下、ジャニス)のブッカ―として働いている方です。ヨコデさんの経歴を言ってしまうと、奈良のスタジオで働いていた時代があって、生駒RHEBGATEっていうライブハウスの担当になって、そこからジャニスのブッキングに入られたんですね。で、そのRHEBGATEによく出演していたのがスノーマンなんです。そういう経緯もあり、スノーマンはヨコデさんの推薦枠になっています。僕らとヨコデさんの出会いは、その奈良のスタジオで働いておられるときだったんですけど、僕らのセカンドミニアルバム『OKEREKE』はそこで録ったんです。ヨコデさんは空き時間になかじんを誘って「モンスターハンターやろうや」って言ってずっとやっておられたりとか(笑)

 Emu sickSとしてはスノーマンとは初対バンなんですけど、僕はThe biens(16ビートアザラシコンピ1・2に参加)でサポートしていたときにRHEBGATEで対バンしています。そのときはすごく元気いっぱいで、むしろ元気を与えてもらえるくらい精一杯のライブをしているなって印象でした。それから段々ステージが大きくなっていって、そういった根本的なところを残しつつ、メリハリが出てきて着実にステップアップしているというか、風格のあるライブをしているなと思っていました。スノーマンは今、新しい段階に踏み出そうとしている時期で、僕らみたいなこういう多ジャンルのバンドが出るイベントに出るということも、ひとつお互いに刺激になると思うので。何より僕たちも信頼しているヨコデさんからの推薦もあり、出てもらうことになりました。

――そしてここ最近も何度も対バンしているTequeolo Caliqueolo(テキョロカリキョロ 以下、テキョロ)ですね。

 テキョロも最初は嫌いやったんですよ、チャラいなーって思ってて。結成当初のテキョロは「身長165.2㎝のミニマム級ポストパンク五人組」みたいなキャッチフレーズだったので、パリピ感あるなって、遠くから見ていました。何せパリピが苦手なんで(笑)実は結成時期も近いし年齢も近くて、ずーっと近くにはおるけどずーっと喋れへんみたいな存在でした。それで、ここ最近になってEmu sickSと急激に対バンする機会が増えて、ちゃんと話してみたら好きな音楽が似ていて、実は根がものすごく真面目だったので、ようやく分かってようやく打ち解けたって感じですね。みんな音楽が大好きやし、ますみくん(Vo.)とかいつも音楽の話したくてしゃあないって感じするからすごく好感持てますよね。ライブハウスでも彼らのことよく見かけるし。

 昔から出ていたライブハウスとかも似ているので、対バンしたり喋ったりしていなくても 僕らが経験してきた苦いこととか、ちょっと嬉しかったこととか、同じようなことを経験してきているんですよね。持っている思い出も近いし。だから戦友みたいに思っています。テキョロのメンバーも「自分たちで何かやらな」と思って精力的にイベントを組んだりしてきているし、やっぱり続けてきている考えが似ているというか。そういうところも惹かれ合う要因になったのかなと思います。

 大阪・京都間で一緒に頑張るって言ったらテキョロとも頑張っていきたいなと思ったので、フェスには是非呼びたいと思いました。酸いも甘いもライブハウスで味わってきているので、エモいステージ魅せてくれると思います。

 

 

――続いてTHIS IS JAPAN(ディスイズジャパン 以下、ディスジャパ)。私も最近何人もに良いっておススメされたので、まだ観たことがないんですけど気になっています。東京のバンドなんですね。

 そうですね。ディスジャパは、まずまさきがライブ観てめっちゃ良い!って言っていたんですよ。それで僕も動画を見て良いなと思って。で、僕は動画を見た興奮のままオファーのメールを出したんですけど、先日の『下北沢SOUND CRUISING』で実際自分の目でライブ観たらまぁ格好良くて。格好良過ぎて喋って来られなかったぐらい(笑)でも本当にライブ観て良かったー!っていう気持ちを乗せてオファーしたかったな…と思っていたら出ます!って返事が返ってきたので、返事の返事で「先日のライブ格好良かったです!」っていうのを伝えて(笑)やっと言えた!って感じです。ジャンルはオルタナなんですけど、気質もオルタナなんですよね。『カンタンなビートにしなきゃ踊れないのか』ってタイトルの曲があるんですけど、もうそこにすごく共感していますね。僕らも敢えて四つ打ち主体でやっていますけど、「四つ打ちで、四つ打ちを殺す!」とか言っていますし(笑)個人的に浅薄なビートがあんまり好きじゃないので、それをタイトルに持ってきてしまうというその精神が何とも好きですね。これはビート対決をするしかないと思っています。自他ともに今大注目のディスジャパなんで。とにかく楽しみにしておいて下さい。

 

――ありがとうございました。今で11バンドですね。聞けば聞くほど、いかに真摯で研ぎ澄まされていて面白いバンドが集まっているかが分かってきました。そしていかにEmu sickSが真面目で人見知りなバンドかもよく分かりました(笑)

​インタビュー第1弾
​インタビュー第2弾

【出演者紹介は後半へと続きます…!】

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